看護師コラム

保育園看護師って実は悩みが多いんです。ある体験談と対処法まとめ!

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保育園は子どもが好きな看護師にとって人気の職場です😊

しかし実際に現場で働く看護師には、特有の悩みも付き物。

ここでは保育園看護師経験者の筆者が、悩みやその解決方法について、紹介していきます。

\あなたの不満は何ですか?/
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もくじ

保育園看護師はギャップに悩みがち

保育園看護師といえば

「可愛くて元気な子どもたちに囲まれて、楽しく仕事ができる」「夜勤もなくプライベートとの両立ができる」

こんなメリットがあります。それに憧れて転職される方もいるでしょう。

しかし実際に保育現場で働くと、現実とのギャップを感じ、保育園看護師特有の悩みを抱えることも多いと思います。

保育園看護師ってどんな悩みを抱えているの?という点を見ていきましょう。

保育園看護師が抱えがちな悩み8つ

保育園看護師が抱えがちな悩みを、以下に8つ紹介します!

1.看護師の数が少なく不安

保育園では看護師配置人数は1名であることが多いです。

病棟だと看護師がたくさんいるので、安心感があります。

しかし保育園に看護師一人となると、

判断に迷ったときに相談相手がいないなど不安になることがあります。

また悩みを一人で抱え込んでしまったり、孤独感を感じたり…といったこともあるかもしれません。

しかし雰囲気の良い保育園であれば、働きやすいです😊

先輩保育士から教えてもらったり、研修に行かせてもらったり。

良い職場を見つけられれば、看護師の人数はそこまで気になりません。

 

2.看護師としてのスキルアップがしにくい

当然ですが、保育園では医療手技を行う機会はほとんどないため、スキルの維持がしにくいです。

ただ、子どもの成長発達や感染症など、小児領域の知識がつきます。

そして、施設の衛生管理など一般病棟では触れる機会が少ないことを学ぶことができます。

保育園看護師としてのキャリアを詰めば、今後の働き方の選択肢も広がります✨

3.看護業務以外の雑務も多い

保育園看護師は雑務も多くこなします。

保育のフォローに入り、食事介助やおむつ交換を行う、子どもと遊ぶなどは日常的にあります。

また壁面や工作などの制作、行事準備、清掃などの雑務も、保育士と協力して行います。

園にもよりますが、看護業務以外の時間は意外と多いでしょう。そこに不満を感じてしまう看護師もいます。

4.安月給であることもしばしば

これは保育園に限ったことではありませんが、夜勤がないので病棟勤務と比較すると収入は落ちます。

その分、生活リズムが整って体調が良くなる、プライベートとの両立ができるなどのメリットもあります。

あとは、職場を探す際は必ず転職サイトを使うべきです。時給や給与面の交渉を担当者がしてくれるからです。

無料のサイトをうまく使って、賢く職場を探しましょ😉

5.子供の数が多く覚えるのが大変!

保育園の規模は様々ですが、いわゆるマンモス園になると園児が200人以上となることもあります。

はじめは園児の顔と名前を一致させて、健康面の情報を覚えるのが大変です。

もちろん病棟のようにベッドサイドにお名前が書いてあるということもありません。

保育士と連携し、子どもたちの特徴を捉えていく必要があるでしょう。

6.保育園によって違った決まりがある

園長によって指導方針や雰囲気が大きく異なるのが、保育園の特徴だと思います。

園の独自ルールを設けていたり、慣習的なやり方を続けていたりすることもあります。

その方法に馴染めず、違和感に悩む保育園看護師も居ます。

7.保護者との関わりに疲れる

保護者との関わりにトラブルを抱えるケースは散見されます。

「保育中の怪我に対して適切な対応をしたのにクレームを言われた」

「熱があっても子どもを預けに来てしまう」

「病気やアレルギーに対して理解がない」…など。

クレームに繋がってしまうのでは?と神経を張り詰めて仕事をしている看護師も居るんです。

看護師へのクレームがつらくて辞めたいレベル…なぜ患者は文句を言う?

8.保育士との関わり方も大変

保育士との人間関係で悩む看護師は多いです。

特に病院勤務など、医療関係者の中で仕事をしてきた看護師に多いです。

衛生面での共通認識が持てないなど、他職種との連携に戸惑うこともあるでしょう。

なので、何よりも「雰囲気の良い保育園」を選び抜くことが重要✊

転職サイトの担当者から、保育園の内情を聞き出すのは、絶対した方が良いです!

 

保育園看護師が実際に抱える悩みと対策

ここからは、保育園看護師の悩み&対策を見ていきましょう!

1.保育園での看護師の役割がよくわからない

保育現場で働いている看護師の人数は少なく、施設には基本的に看護師1名の配置がほとんど。

自身の役割に悩むことも多いのが、保育園看護師の特徴です。

自治体や法人内で、看護師同士の交流を図る機会を設けている場合があるので、是非活用しましょう。

また書店の保育所コーナーには保育保健に関しての書籍が売っています。

ネットでも、保育園看護師について情報発信している方が増えています。

これらを参考にして保健計画をたててみましょう。

私は定期的に園長や保育士にアンケートをとり、「やってほしい保健指導」「衛生環境・安全管理について気になる点」などを直接聞いていました。

具体的な活動を考える上で参考になりますし、お互いの信頼関係を築くことにもつながりましたよ😊

2.不要と思える決まりややり方に馴染めない

保育園には、長年の経験に基づいた独自のルールが存在する場合があります。

「このルールは不要である」「このように決まりを変更すべきだ」と伝えたい場合、どのようにしたらよいでしょうか。

その考えとなる根拠を提示して納得してもらう必要があります。

要はエビデンスです。科学的な根拠のほか、厚生労働省や行政が発行しているパンフレットなどを使用すると良いでしょう。

周囲の意見を聞きつつ、納得してもらえるエビデンスを集めると、保育士や園長と話しやすくなります。

3.看護師が0歳児の受け持ちに

現場の人手不足のために、看護師が0歳児クラスの担任になることも多々あります!

担任の仕事をしながら同時に看護師としての役割を果たすのはかなり大変です。

「私は看護師なのに…」ともやもやした気持ちになりますね。

そんな時は園長に相談すると、対応してくれる事がほとんどです。

看護師としてやりたいことや、その必要性をしっかりと説明します。担任を外してもらう、業務負担を軽くしてもらうなど対応を考えてもらいましょう。

4.対応に困る保護者とうまくやっていけない

保護者にクレームを言われてしまった、という悩みが多くあります。

その言葉の裏には「自分がみていない間に起きた怪我でとても心配」「忙しくてなかなか仕事を抜けられない」「仕事と育児に追われ心の余裕がない」

…様々な理由があるでしょう。

もしかしたら保護者に「正しい知識がない」「保育園が集団生活だと理解できていない」のかもしれません。

まずは保護者の話をよく聞き、相手の気持ちを受け止めましょう。

看護師として培ってきた傾聴やコミュニケーション力を活用します。

そして問題点を見極めて、真摯に対応していきましょう。保育士や園長と情報を共有し、対応の仕方を相談するのもGood。

また普段から保護者とコミュニケーションをとり、信頼関係を築くことも重要です。

5.保育士との人間関係に馴染めない

職種が異なると考え方も異なり、思うように人間関係が築けないこともあります。

大切なのはお互いを理解しあうことです。

普段から積極的にコミュニケーションをとりましょう。

その中で自分が看護師として考えていることを少しずつでも発信し続けます。

また相手を保育士として尊重しているのだと伝えることも重要です。

子どもとの関わり方や成長発達の捉え方などについてアドバイスをもらう、小さなことでも意見を聞き取り入れる…

保育士として尊敬していること、理解しようとしていることを、行動で示しましょう。

看護業務以外の雑務に積極的に協力することも大切です!

このような行動の積み重ねで、他職種間の壁は少しずつ消えていくでしょう。

しかし、あまりにも劣悪な人間関係の保育園には要注意。

保育園同士の派閥や、看護師を邪魔扱い…といった保育園もあります。

そんな職場に悩まされない為にも、無料の転職サイトでしっかり「職場の実情」を教えてもらうべきです。

求人紹介だけでなく、お仕事に関する相談に乗ってくれるので、ぜひ気軽に使って見てほしいです😉

 

保育園看護師に多いお悩み!まとめ

保育の現場で働く看護師には、保育園看護師ならではの悩みがあります。

他職種である保育士たちの中で、悩みが解決できず苦労することもあると思います。

ただ、子どもたちのキラキラの笑顔を見ること、成長を見守ること、先生と呼び慕ってもらえることなど…

保育園で働くからこそ得られるものはたくさんあります。

悩んだときは一度立ち止まって、保育園看護師として自分に何ができるか、何をしていきたいかを考えてみましょう😊

お読みいただき、ありがとうございました!

 

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