看護師をしている人の中にも、「髪色を変えて、おしゃれを楽しみたい!」と思っている人はたくさんいますよね。
しかし看護師は職業柄、派手な髪形やメイク、ネイルをするのは難しいのが悔しいところ。
ですので「せめて髪色くらい変えたい!」と感じますよね。
今回は「髪色を明るくしたい」という願いを持つあなたのために、「看護師が髪色を明るくする際のポイント」をご紹介します。
実際に染める際のおすすめの髪色
簡単に髪色を明るくするテクニック
看護師にオススメのお洒落なヘアスタイル
この記事を読むことで、髪色のおしゃれを上手に楽しめるようになるはずです!
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看護師をしながら、髪色のお洒落もばっちり楽しみましょう!
もくじ
看護師におすすめといわれている髪色の目安
看護師の場合、やはり「清潔感を感じられる髪色」が無難です。
具体的な色で言うと…やはり黒や茶色。茶色の場合はダークブラウンやナチュラルブラウンなど。
要は明るすぎない、自然で落ち着いたカラーのことですね。
実際に病棟やクリニック等で働いている看護師も、比較的暗めの髪色の人が多いように感じます。
髪を染める場合はこれくらいの髪色にするように!と規則を設けている場所もありますね。
とはいっても「明るくしたい!」と感じるのが本音でしょう。
明るくするための裏技については、後ほどご紹介していきます。
看護師の髪色が明るすぎるとダメな理由3つ
黒やナチュラルカラーが推奨されている理由は、何だと思いますか?
何故明るすぎる髪色はダメなのでしょう…。いくつかの理由があるので、ご紹介していきます。
1:患者さんに不真面目な印象をあたえてしまうから
やはり人の印象は、髪色によって大きく変わります。
看護師が金髪などであれば、患者さんに「不真面目」「怖い」などの、悪い印象を与えやすくなるでしょう。
逆に、黒髪・ナチュラルカラーならば「真面目」「優しそう」と思われるかも。
このように、髪色によって患者さんに余計な不安感を与えることがあります。
患者さんが敏感な方だった場合などには、自分や職場のの信用度を下げることにもなり得ます。
2:やっぱり先輩看護師に悪く思われる場合が多いから
髪色を明るくすることで悪い印象を持つのは、患者さんだけではありません。一緒に働いている先輩看護師なども、同じでしょう。
例えば想像してみてください。
もしもあなたが先輩の立場だとして、後輩が1人だけすごく明るい髪色に染めてきたら?
やっぱりいい気持ちはしませんよね。「仕事に対して不真面目」「生意気」なんて思うかもしれません。
髪色を明るくしすぎると、実際先輩看護師からも悪く思われやすくなってしまうわけです。最悪、嫌われてしまったりイジメに発展してしまうことも…。
髪色1つで、働きづらい状況を作ることになってしまうかもしれません。
3:日本人の文化「同調圧力」があるから
「同調圧力」とは簡単に言うと、「周りみんながこうだからこうあるべき」という、多数派に合わせる考え方のこと。
例えばこの場合でいうと…
「職場では黒髪などが当たり前」「看護師なんだから落ち着いた髪色にするべき」という考え方のこと。
看護師がきちんとした身だしなみをするべきという、病院の暗黙のルールのようなものですね。
つまり看護師が髪色を明るくすれば、「同調圧力」に逆らってしまうことになります。
そうして職場で浮いてしまったり、人間関係が上手くいかなくなったり…。
「同調圧力」に逆らわないためにも、髪色はあまり明るくない方がいいといわれています。
看護師がやりがちな”良くない髪色”や”髪の色味”
実際に看護師が失敗する髪色として、以下の2つが挙げられています。
「明るすぎる茶髪」、「暗いピンクやオレンジ」。
「明るめの茶髪」は、「茶色だからいいだろう」と染めるのですが…。いざ染めてみると想像を超えるほど明るいトーンの茶色に仕上がり、全然ナチュラルじゃなくなってしまった、という失敗に。
その他にも、「ピンク系」「オレンジ系」で明るくなりすぎちゃった!という声が上がっているようです。
最近は「ブリーチ無しのトリプルカラーで色味を出す」というメニューもあるようなので、かなりわかりやすい色に仕上がる場合もあるのですね。
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要は髪色とトーンのバランスをしっかり把握せず、「まぁこれくらいなら大丈夫だろう」と油断すると失敗しやすいようです。
看護師が実際に髪を染める場合は、想定外の失敗をしないように注意が必要ですね。
髪色の見本などをしっかり見て、きちんと考えてから染めるのが良いでしょう。
最低限!看護師が髪色に注意すべき場面3選
看護師には、髪色に注意すべきシーンが存在します。
どれも看護師にとってと節目となるような、大切な場面といえるでしょう。
しっかり覚えておいて、最低限気を付けるようにしてみましょう。
シーン1:就職の面接試験
看護師が髪色に注意すべき場面、1つ目は「就職の面接試験」の場です。
就職の面接試験は、自分が希望の病院に入れるかどうかが決まる場。
当たり前かもしれませんが、少しでも印象を良くできるよう、髪色に注意を払った方が良いでしょう。
ちなみにこの場合は、真面目できちんとして見える、暗めの髪色がいいですね。
黒髪はもちろんOK。染める場合もダークブラウンなど、かなり暗めのトーンにするのがおすすめですよ。
シーン2:看護師国家試験
看護師が髪色に注意すべき場面、2つ目は「看護師の国家試験」の場です。
ここも看護師になれるかどうかが決まる、重要な場面ではあります。
しかし面接ではなく試験を受ける場なので、実は髪色は自由でも大丈夫。
面接官など印象を残したい相手もいないわけですからね。
ですが、試験の際は本人確認があります。願書の写真となるべく同じ色にした方が、いいでしょう。そこが注意すべき点です。
シーン3:新しい職場での入社式
看護師が髪色に注意すべき場面、最後の3つ目は「新しい職場での入社式」などの場です。
ここからは、新しい病院での看護師ライフがスタートすることになります。
髪色によっては、初めて顔を合わせる上司などに与える印象にも、関わるでしょう。
看護師としてはもちろんですが、一般常識的を持っているという意味でも、無難な髪色で参加したほうが良いです。
また新人看護師として好印象を残したいのなら、最初はガッチリ黒髪にしてもいいと思いますよ。
看護師が休みの日だけ髪色を明るくするテクニック5選!
このように、看護師はなるべく落ち着いた髪色にして、印象を良くすることが重要です。
が、それはあくまで職場での話。
せめて休日くらいは、好きな髪色にしておしゃれを楽しみたいものですよね。
実際そう思う人も多いはずです。
そこで、休日に髪色を変えて楽しむテクニックをご紹介します。
休日だけパッと髪色を明るくできてしまう、おすすめの方法があるのです。
1:定番のヘアスプレーを使う
パッと手軽に髪色を明るくする方法の1つ目は、ヘアスプレーを使う方法です。これは髪色を変えたい時の定番ですよね。
好きな色のスプレーを髪にシューっと吹き付けるだけで、簡単にできます。しかも洗えばすぐに落ちます。
派手な色のスプレーを部分的に吹き付けて、ポイントカラーを楽しむ人もいます。とてもかわいいですよね!
2:お手軽!ヘアカラーできるムースを使う
手軽に髪色を明るくする方法2つ目は、ヘアカラームースを使う方法です。
ヘアカラームースというのはその名の通り、色素がムース状になっているもの。
髪に付けてなじませるだけで、髪色を変えられる優れものです。
手で付けるとムラができてしまうので、クシにムースを乗せて丁寧にとかしながらなじませていくのがおすすめ。
髪に広がりやすく、馴染みやすいので、綺麗に染めることができるんですよ。
3:時短できるヘアカラーワックスを使う
続いてご紹介するのは、ヘアカラーワックスを使う方法です。
ヘアカラーワックスもその名の通り、色素がワックス状になっているものです。
使い方も普通のヘアワックスと同じように、髪になじませていくだけでOK。
スタイリングしつつ、髪色チェンジまでできてしまう一石二鳥のアイテムなんです。
4:百均にあるヘアカラーチョークを使う
続いてご紹介するのは、ヘアカラーチョークというアイテムを使った方法。
こちらは近年、学生などを中心に人気のアイテムです。
使い方もとっても簡単。
まず髪を十分に濡らして、色を変えたい部分をつまんでねじる。
ねじった部分にチョークを付けて、色が付いたらドライヤーで乾かす。
たったこれだけです。
しかもこのヘアカラーチョーク、最近は100均でも販売されています。かなりプチプラでゲットすることも可能なんですよ。
5:思い切ってウィッグを使う
最後にご紹介するのは、ウィッグを使う方法です。
ウィッグなら髪に何かを塗ったりすることもなく、ただ被るだけでokです。より手軽な髪色チェンジ方法ですよね。
しかもウィッグなら、髪の長さや形なども種類が豊富です。
なので髪色と一緒に、髪形自体を変えてしまうことだって可能。
気分に合わせて本当に色々なスタイルを楽しむことができるんですよ。
どうしても髪色を明るくしたい看護師におすすめのヘアスタイル
「休日にいちいち髪色を変えるのは面倒」「どうしても染めてしまいたい!」
そんな看護師の方が多いでしょう。
そこで、勤務中は隠すことができる、かわいい髪の染め方をご紹介していきます!
毛先だけ明るく!グラデーションカラー
どうしても染めたいという看護師におすすめのスタイル。まずご紹介するのはグラデーションカラーです。
グラデーションカラーは髪全体を染めるわけではなく、毛先だけを明るくするスタイルです。
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勤務中は髪をまとめるなどして、毛先を上手く隠すことができれば、患者さんなどにバレる心配はゼロ。
どっちみち看護師は勤務中髪をまとめることが基本ですから、わざわざ手間になるということもないですしね。
毛先だけでも色が明るいと、とても印象が変わります。しかも普通に染めるより、お洒落に見えます。
わたしもイチオシしたいのが、このグラデーションカラーです。
お団子にしたときに見えないインナーカラー
どうしても染めたいという看護師におすすめのスタイル。もう1つご紹介するのはインナーカラーです。
インナーカラーも髪全体ではなく、髪の内側だけを染めるスタイル。
パッと見ただけでは、染めていることが分かりません。なので何色にしたって大丈夫でしょう。
美容師さんに、「お団子にしたときに見えない髪色にしてください」って言えば、うまくやってくれます。
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髪が揺れて内側の髪色が見えるなんてこともありませんしね。
まさに看護師にピッタリのスタイルです。
髪色自由なことが多い看護師の職場って?
看護師の働き先には、比較的髪色を自由にできる職場も存在します。
看護師だからおしゃれができない、というわけでは決してありません。
なので、満足におしゃれができない現状が不満!という場合…
他の職場・働き方を視野に入れてみるのもいいのではないでしょうか。
今の年齢に合ったお洒落は、今しかできません!
いくつかご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
美容外科・形成外科クリニック
看護師の職場の中で身だしなみの自由度が比較的高いところといえば…
やはり美容外科・形成外科クリニックが有名でしょう。
この2つは疾患のある患者さんだけでなく、見た目・美容を意識されている方々も多く来る場所です。
ですから医師や看護師も、見た目に気を使うことを求められます。
普通の病院とは逆で、おしゃれをして印象を良くすることが大切。魅力的ですよね。
なので髪色の自由度も、それなりに高いでしょう。
もちろん金髪などあまり派手・奇抜すぎるものはダメなところが多いようです。
ですが清潔感があれば、多少明るくするのはokといった場所が多いといわれています。
在宅で働くフリーランスナース
在宅で働いている看護師は、髪色自由です。
まあ現場に出ていないので、当たり前といえば当たり前ですね。
在宅ワークをする看護師の仕事にも、さまざまなものがあります。たとえばネット上の記事を書いたり、書籍を書いたり…。
このように患者さんに接することが無い「在宅ワーカー」は、髪色について指摘されることはほぼ無いです。なのでピンクだろうと金髪だろうと、緑色だろうとokです。
看護師の清潔感は髪色よりもツヤがポイント?
髪色のおしゃれを楽しみたい看護師は、髪色だけでなく髪のツヤも意識するのがベターです。
看護師は「清潔感を感じられる、落ち着いた髪色」が求められるもの。
清潔感は髪色だけでなく、髪のツヤによっても強く印象付けられるものだからです。
例えば…同じ黒髪や茶髪でも、ツヤがない乾燥気味の髪と、ツヤのある綺麗な髪。どちらが好印象でしょう?
やっぱりツヤのある綺麗な髪の方が、清潔そうで良い印象を持てますよね。
人によっては、おしゃれという印象を持つようにもなるかも。
このように髪のツヤは、印象大きく変える重要なポイントです。
なので看護師は、髪色だけでなく髪のツヤにもこだわった方が良いでしょう。
むしろ髪色を自由にできない時には、髪を綺麗にするという方にこだわってみても楽しいかもしれません。
まとめ:看護師の髪色は人間関係にも影響を与える
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今回は看護師の髪色事情・髪色を明るくする際のポイントなどについて、ご紹介してきました。
看護師が髪をハイトーンカラーに染めたい場合は、印象を悪くしないようにしつつ、上手に工夫するのがポイント。
実際わたしは「髪色くらい自由にしてもいいじゃないか」と思うことも多々あります。
ただ患者さんと接する限りは、どうしても周囲からの印象も重要になりますよね…。
身だしなみによって、人間関係に影響することもあります。
ですので、ある程度の規則を守って、好印象に見えるようにすることが大切です。
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