患者さんと日常を過ごす時間が大半の看護師。
華やかさを追求するわけにもいかないし、かといってスッピンで顔色が悪く見えてしまうのもNG。
メイクを間違うと、周囲に「イタい看護師」と思われてしまうことも…。
そこで今回は、看護師メイクの基本についてご紹介していきます。
この記事を読めば、綺麗な看護師メイクができるようになります!
忙しい朝のメイク時間を華麗に切り抜けましょう。
もくじ
看護師のメイクは清潔感のあるナチュラルメイクが基本
まず患者さんと接することが多い看護師は、大前提として「ナチュラルメイク」が基本です。
清潔でさわやかな印象を持ってもらうことが大切といわれていますね。

バッチリ盛りメイクには注意
気を付けたいのが、バッチリもりもりのメイクです。
抜け感のある「引き算メイク」が今ドキですが、看護師メイクでも同じことがいえるのです。
もりもりのメイクになりがち…という方は、ちょっとだけ「引き算」を意識したメイクをしてみるといいかもしれませんね。
脱学生!素敵な看護師メイクのコツ
素敵な看護師メイクをするためのポイントをご紹介していきます。
日勤と夜勤のメイク方法に加え、メイクの仕上がりノリやメイク持ちを何倍もレベルアップしてくれる、スキンケア方法についてもお伝えします。
日勤メイク編:素敵な看護師ナチュラルメイクのコツ5選
まずは日勤の看護師メイクを見ていきます!
1.ベースメーク
勤務中になかなか化粧直しをする時間は取れないもの。化粧崩れを防ぐには、ベースをしっかりと整えることが大切です。
丁寧にスキンケアをした上に、下地を薄く塗ります。この時、顔の中心は少し厚めに塗り、外側になるにつれ、薄付きにするのが鉄則です。
また、ファンデーションを塗る前にコンシーラーで気になるところをカバーすることで、ファンデーションの厚塗りを防ぐことができますよ。
乾燥を防ぐことで化粧崩れを防止できるので、後述のスキンケア編もぜひ参考にしてくださいね!
https://ozakilog.com/nursey-akinfande
2.アイメイク(まつ毛)
アイメイクはやりすぎると派手になってしまうので注意が必要です。
ビューラーを使ってしっかりまつ毛をあげても良いですが、自然なカールが作れるカールタイプのマスカラやマスカラベースを使用するのがおすすめです。
入浴介助の際などに滲むことを防ぐため、ウォータープルーフタイプを選ぶのも◎。
また、化粧直しをしないで済ませることや、メイク時間の短縮のために、まつエクを利用するのもおすすです。
その場合は、あくまでナチュラルに仕上がるようにアイリストさんと相談し、デザインを決定してくださいね。

3.アイメイク(アイライン)
アイラインでも、引き算のメイクを意識すること大切です。
しっかりくっきりとラインを引くのではなく、まつ毛の隙間をてんてんと埋めるように描いていくだけで大丈夫。
アイブロウがしっかり塗れていたり、まつエクをしている場合は、無理して引かなくてもOKですよ!
4.アイブロウ
アイブロウをナチュラルに仕上げるコツは、眉毛に濃淡をつけることです。
眉毛の真ん中部分は濃く、両端は薄く仕上げることで自然な印象に。
また、化粧崩れを防止するために、眉周りにあらかじめルースパウダーをたたいておくと良いですよ。
5.ワントーンメイクでナチュラルに
肌に多くの色を乗せてしまうと、華美な印象になってしまします。
そこで、アイシャドー、チーク、リップの色味を合わせて使うワントーンメイクがおすすめ。
トーンを合わせることで統一感がうまれます。
このとき、全てに同じアイテムを使用するのではなく、あくまで色味を合わせて、質感を楽しむことがポイントです。
看護師メイクにとくにおすすめの色はピンクベージュ。血色感がプラスされるので健康的な印象になりますよ!
夜勤メイク編:先輩に聞く!夜勤時の化粧どうしてる?
夜勤時のメイクは、「して行った方が良い?」「どこまでする?」と悩みますよね。
お化粧を落とさないパターンや、落としたあとに再メイクするパターンなど詳しくご紹介します!

パターン1.昼間のメイクをそのまま
昼間のお化粧を落とさず、そのまま夜勤に突入するパターンです。
貴重な仮眠時間を削らずにいられるため、時間のロスが少ないですが、一方でお化粧崩れには注意が必要です。
もしもそのまま夜勤に行くなら、お昼のメイクの際に、念入りにベース作りをすることが大切です。
パターン2.終始すっぴん
そもそも勤務中にお化粧をしない、というパターンです。
メイクにかける時間がなくなるため時短になります。しかし、職業柄、健康的に見えることが大切ですので、クマが目立って顔色が悪く見えてしまう場合は注意が必要ですね。
また、空調が常に効いている病院内はどうしても空気が乾燥するため、肌にダメージを与える可能性も否定できません。
しっかりとスキンケアして保湿を意識したほうがよさそうですね!
パターン3.フルメイクし直す
仮眠前に一度メイクを落として、再度メイクする方法です。
化粧崩れもリセットでき、夜勤明けでそのまま出かけられるなどメリットも多いです。
一方で、休憩時間が削られてしまう、メイク道具などを持参する必要があり荷物が増えるなどのデメリットも。
見極めが難しいですが、緊急入院などで慌ただしい夜は、メイクオフのあとの時間をとることが難しい可能性もあるため、注意が必要です。
パターン4.見えるところだけメイクし直す
仮眠前に一度メイクを落としたあと、マスクで隠れる部分以外にメイクをするパターンです。
化粧崩れもリセットでき、きちんと感も保てる、賢い選択かもしれませんね。
マスクを外した時にも自信が持てるように、スキンケアはぬかりなくしておきましょう♡
看護師メイクを美しく!スキンケア方法
看護師メイクを美しくするためには、スキンケアが大切です。
土台を整えるスキンケア方法について、ご紹介していきます。

1.基本の保湿は手を抜かずにしっかりと
保湿とは、下記のことをいいます。
- 肌に水分を補い
- 肌の適切な弾力を保ち
- 表面を覆い
- 水分の蒸散を防ぐこと
これらを意識して、スキンケアをすることが重要です。
具体的には、下記のことを意識しながらスキンケアをするとよいそうです。
- 化粧水でしっかりと水分を補い
- 肌の弾力を維持できるような(たとえばセラミドなど)成分を含んだ乳液を
- しっかりと浸透させ
- 油分などで蓋をしてあげる
暖かいところで浸透力がアップするので、なるべく暖かい場所でリラックスしながらスキンケアをすることを意識してみてくださいね!
2.肌に優しいファンデーションで負担を軽減
肌に優しいファンデーションというと、定義があいまいな分選ぶことが難しいです。ここではポイントをお伝えしますね。
肌に刺激を与えやすい成分を使用していないものがベスト。下記の表記を確認し、ファンデーションを選んでみてくださいね。
- 合成界面活性剤不使用
- 紫外線吸収剤不使用
- ノンケミカル処方アルコール(エタノールなど)
- フリーパッチテスト済み
- アレルギーテスト済み
わたしが使用しているエトヴォスのミネラルファンデなら、5800円相当の内容が1980円で試せちゃいます。気になっている方は参考にされてみてください!

また、メイク落としにも注意。
肌への負担を考えると、避けるのが無難ですよ。
3.手や髪の毛での顔への刺激を低減
肌への摩擦は、予想以上に肌のバリア機能への負担となり、ゆくゆくはシミやシワとなってしまうことも。
髪の毛はまとめたり、ピンでとめたりして、顔にかからないように工夫しておきましょう!見た目の清潔感もアップしますよ。

4.マスクは可能な限り取り変える
マスクの中は雑菌が繁殖しやすい環境になりやすいです。アクネ菌が繁殖するとニキビの原因にも。
なるべく清潔な状態に保つため、マスクはこまめに取り換えることを意識しましょう。
その際、ウェットティッシュで顔をさっと拭き、保湿剤を塗ることができたらベストですね。
まとめ
看護師ならではのメイクのコツや、夜勤時のメイクについてご紹介しました。
様々な制限がある中でも、綺麗で、清潔感のあるメイクが楽しめるようになれたら、お仕事も前向きに取り組めるのではないでしょうか。
ぜひこの記事を参考に、スキンケアから、日勤・夜勤メイクまで自分なりのセオリーをみつけてみてくださいね!