「新人看護師だけどもう辛い、限界…」
何が辛いって言われても、もう全部辛い。私も1年目の時に、そんな風に感じていました。
今回は、「新人看護師1年目のつらさ」について、私の経験談も交えながらご紹介していきます。
「わかる、あるある」と頷けるものが、きっとあるはず。
これを読んで、少しでも元気を出してもらえれば幸いです。
もくじ
新人看護師1年目の離職率は毎年横ばい
新卒看護師の離職率は、2011年から現在まで約7%。毎年ほぼ横ばいとなっています。
参考:日本看護協会「2018年病院看護実態調査」
辛い実習・テスト・国家試験を乗り越え、ようやく憧れの看護師に!
と思っていたのに、つらい現実を突きつけられ、もう無理と感じる新人看護師は多いですよね。
毎日出されるプリセプター看護師からの課題や、
自分の描いていたイメージとの違い…。
つらいと感じる理由はたくさんです。
わたしが1年目の時も、日々の業務をやり切ることでヘロヘロでした。
そんな中で家に帰って、出される課題をこなし、全く自分の時間がなかったことを思い出します…。
実際に新人看護師が辞めていく姿や、部署が合わずに異動していく姿も、何度も見てきました…。
実際に看護師として働いているからこそ、離職率の高さは納得もしています。
新人看護師が辛いと感じる理由9選
新人看護師が辛いと感じるのには、さまざまな理由があります。
以下の9つの中に、あなたが「わかる」と頷けるものはいくつありますか?
- 休み希望を出しにくい
- 同期との差を感じる
- 人間関係に馴染めない
- 知識不足に落ち込む
- 教えられたことを覚えられない
- 先輩が怖すぎる
- 勉強するのが苦痛
- 全部。すべて。
- 医療ミスが怖い
それぞれ見ていきましょう。

辛い理由1:休み希望を出しにくい
1年目の希望休みはどうしても出しにくい風潮がありますね。
「新人看護師で1人前にもなっていないのに希望休を出すなんて…」と引け目を感じる看護師も多いでしょう。
師長から「希望の休みをとっても良いですよ」と声をかけてもらっても、先輩の目が怖くて言い出せなかったり…。
実際に私自身も、1年目に自分から休み希望を伝えるのが難しかったことを覚えています…。
看護師Tさんのひとこと
先輩看護師が見守りでついているような新人でも、病棟配属になった時点で、立派なチームメンバーの一員。平等に権利があるんです。経験年数が少ない時こそ、休みの日はしっかり休んだり息抜きをしないと、それこそ看護師を続けられる状況ではなくなってしまいます…。

辛い理由3:同期よりも劣っていると感じてしまう
1年目の看護師は、同期と比べてしまい、自分はダメだと思ってしまいがちですよね。
私の職場は固定チームナーシングの態勢をとっていました。
なので特に、同じチームの同期と比べられて辛かったことを覚えています…。
さらに慌ただしい業務の中、周りの人を見る余裕が無くて、自分だけが怒られているようにも感じてしまうものです。
同期が少しずつ独り立ちする処置が増えている中、自分は進んでいないと自分は劣っていると感じてしまうこともあるでしょう。
看護師Tさんのひとこと
人それぞれ看護師としての良さは違うので、落ち込むことはありません。
処置が早い、仕事が早い人。患者さんとの関わりをゆっくりして、他の看護師が引き出せない情報を引き出せる人(患者さんに親身になり、信頼される人)など、良さはひとそれぞれ。
処置が早い人に比べて自分は遅いと思い込んでいても、あなたの処置は患者さんから見たら丁寧なのかもしれませんよ?1年目なんて何もできなくて当たり前!
プリセプターは新人看護師のいい所を絶対に見つけてくれるので、自分の良さを見つけて、自身を持って仕事をしましょう!
辛い理由3:病棟の人間関係に馴染めない
新人看護師1年目の悩みでは、特に人間関係が辛いことも多いと思います。
特に自分が失敗ばかり…と感じると、尚更先輩達とも上手くやれていないのではと悩んでしまう悪循環です。
先輩たちからも怒られ、課題に追われ、同期たちとの時間も合わず…。
誰にも相談できず、苦しい想いをしていた新人時代を思い出します。
さらに忙しさで機嫌が悪く、ほぼ八つ当たりに近い怒り方をする看護師もいます。
私が新人の時、
先輩看護師に処置の見守りを頼んだら「忙しいから一人でできない?」と言わました。
不安に思いながら一人でやったら「独り立ちしてないのに、なんで一人でやったの?え?なんで?」と、後になって怒られたこともあります…(笑)
看護師Tさんのひとこと
多くの病院は、職場改革で新人を守る態勢を整えている状況ではあります。しかし、新人に対してパワハラ・モラハラ紛いの発言があったり、イジメにも見える扱いをされる新人看護師がいるのも事実です。
あなたが辛いと思ったのならそれはパワハラ・イジメです。新人はできなくて当たり前、自分を責めないでください。あなたのことを叱ってくれている上司も皆同じ様に1年目は何もできなかったんです。
上司やプリセプター、信頼できる先輩に相談して転職や部署移動してもらうのも決して悪いことではないですよ。
辛い理由4:自分の知識不足に落ち込む
いくら勉強しても足りないほど、毎日知らないことが出てきて辛いですよね。
せっかく勉強してきた内容でも、基礎疾患が違うと同じ症状でも機序が違う。やればやるほどわからない。目が回ります…。
勉強してきて理解はできていても、その場でアセスメントして行動できないと、意味がない…。つらい!
特に入院してくる患者さんって、入院目的となった疾患以外にも、山ほど基礎疾患を持っている人が多いんですよね。
実際に自分の担当科ではない疾患は、詳しくない看護師も多いです。
年数が経っても詰所で調べ物をしてる看護師も多いので、わからないことがあっても気にすることはありません。
わからないことをそのままにせず、次に同じ疾患があれば自身を持って対応できるようにすればいいんですよ。
辛い理由5:教えてもらったことが覚えられない
個人的に私が新人の時に1番辛かったのはこれでした…。
毎日追いつかないほど勉強して、メモを取りまくり、家に帰って見返して勉強。
なのに追いつかず、また同じ失敗を繰り返してしまう…。
特に処置の手順は、先輩看護師に見せてもらっても、次自分がやってみても同じようにはできないんですよね!!
更に、先生や先輩看護師に見られていると、緊張で頭が真っ白に…なんて経験は山ほどあります。
うまくできなくて、「なんなんだ!!何してんの!」と怒鳴られたこともあります。
看護師Tさんのひとこと
自分なりに覚えられる工夫をして数をこなせば自然とできるようになりますよ。
私は不器用だったので処置の手順はラミネートしたものを持ち歩いて、書き足したり消したりその場でできるようにしていました(笑)。不思議なもので、年数を重ねていくと一度見た処置もすぐできるようになるものです。新人は緊張もあったり覚えることも山ほどあるので頭に入りにくいの当たり前です。先輩も1回2回でできるとは思っていないので、前回注意された所だけはできるようにするとか、前より少しでもできるように、少しずつできるようになればいいんですよ。
辛い理由6:先輩が怖すぎる
特にチームリーダークラスの看護師は恐ろしいですよね…。
自分が、わかっているふりをしてしまったり、うやむやにしてしまっていた所は、なぜか全て見透かされているような…。
しかし、リーダークラスの看護師は新人看護師を育てるのに必死なんだそうです。
上の立場は上の立場で、チーム全体のインシデント件数や目標到達具合などを、師長にチェックされたり、辛い立場でもあるんですよね。
先輩たちが指導するのは、立派に育ってもらって楽をするためでもあるのだとか。
どうしても先輩のあたりが強く辛かったら、上司やプリセプターにこっそり相談しましょう。
指導の仕方を変えてもらうよう言付けしてくれるかもしれませんよ。
辛い理由7:勉強したくない
勉強したくない!!これ、とっても気持ちがわかります。
病院内でもわからないことばかり。調べて勉強しながら部屋周りをしている。
なのに家に帰っても勉強なんてしたくありませんよね…。
私もプリセプターからの課題だらけでした。
休日も受け持ち患者の看護展開をしに、毎日病院に通っていたことがありました…
辛い理由8:全てがつらい
究極はこれです。すべてがつらい。全部つらい。
職場にいくと忙しい、怒られる、わからないことだらけ。
頭を使いすぎて頭も痛くなる…。
家に帰っても復習、明日の受け持ち予定患者の勉強、気づいたら寝る時間で趣味もできない…。
数え上げると辛い所はキリがないです。
そうして結局全部が辛い。新人つらい。辞めたい…。と言うパターンです。

辛い理由9:医療ミスが怖い
医療ミスは、新人看護師にとってとても怖いものです。
まあ何年目になっても怖いものかもしれませんが…。
むしろ、新人看護師のようにいつまでも医療ミスは怖いと意識して仕事をしていることは、良いことだと思います。
インシデントでやりがちなのが、慣れてきてなんとなく処置を行なっていたら、ミスをするパターン。
2、3年目で先輩の目が離れてきた時期が怖いといわれています。
看護師Tさんのひとこと
1年目のうちから手を抜かず、基本を繰り返すことがほんっとうに大事です。医療ミスが怖いと思えていることはとても立派なことだと思いますよ。先輩看護師から見て新人看護師がやりそうで怖いことは、今から行う処置や行動がどんな重大なミスに繋がるのか考えずに行動してしまうことだと思います。医療ミスは取り返しのつかない事故にも繋がりますので、この気持ちはいつまでも忘れず、しかし緊張しすぎないように仕事をしましょう!
新人看護師が「辛い」と感じた時に試してほしい7つのこと
新人看護師として奮闘するあなたに伝えたいこと、
それは「あなたは十分よく頑張っている」ということです。
筆者も自身の新人時代を思い返してみたところ、やはりあれほど強いストレスを感じたことは後にも先にもありません。
そこで、ストレスを日々感じながら悶々と働く新人看護師さんたちに、
「辛い」と感じた時に試してほしい、7つのことを紹介していきたいと思います。
対処法1:1年目だから仕方ないと受け入れる
1年目を乗り切るために必要なもの、それは自分を自分で励ますスキルです。
人が何か失敗をしたとき、原因として求めるものには4つあると言われています。
それは「運」「課題の難しさ」「努力」「才能」です。
例えば先輩に「なぜこんなことも分からないのか!」と怒られたとします。
多くの新人さんは「こんなことも分からない自分は勉強が足りない、看護師に向いていない」と、
自身の「努力」や「才能」に原因があると考えてしまうのではないでしょうか。
しかし実際には、たまたま先輩の機嫌が悪かったり、ハードルの高い課題を課されていたりと、先輩側に原因があることもしばしば…。
ですが失敗の原因を毎回自分のせいにしていては、心がすり減ってしまい、改善の余地がありません。
時には「1年目だからとやかく言われるのは仕方がない。今日は運が悪かった」と心の中で言い訳してみてはどうでしょうか?
自分を励ますスキルは、自身の心を守り成長するためにとても大切です。
(参考:心理学入門 心のしくみがわかると、見方が変わる ゆうきゆう著)
対処法2:プリセプターや上司に相談してみる
仕事で強い不安やストレスを感じている人は、プリセプターや上司に相談することをオススメします。
というのも、メンタルが落ち込んでいるときには視野が狭くなり、自分ひとりでは負のループから抜け出せなくなっているからです。
これは筆者の経験ですが、新人時代にとある患者さんから暴言を浴び、ひどく落ち込んだ末に、不眠に陥ってしまったことがありました。
最初は「私が半人前だから怒られるのは仕方がない」と自分に言い聞かせていましたが、
ある日そのことを先輩に相談したところ、私だけでなく他の同僚も同じ苦悩を抱えていたことが判明。
「ハラスメント事案」として医事課が介入する事態となりました。
そうしてやっと、私は一人では解決できない問題に巻き込まれていたのだと自覚することができたのです。
人は誰しも、精神的に追い込まれると冷静な判断ができなくなってしまいます。
自分ひとりで解決できなくていいのです。
自分が窮地に立たされていることを、周りの人に知ってもらうことから始めましょう。
あまりにも言えない場合は、転職サイトのアドバイザーに軽く聞いてもらうのもアリですよ!
対処法3:思い切って休ませてもらう
あなたは自分が疲れていることに気付けていますか?
ストレスに気づいていない人、結構多いんです。
新しい環境に飛び込むということは、想像以上にエネルギーを使うもの。
「マリッジブルー」という言葉があるように、たとえそれが結婚という幸せなライフイベントであったとしても、新生活は心にとっては大きなストレスなのです。
新人看護師も例外ではありません。
新生活のストレスに加え、睡眠時間を削って疾患の勉強をしたり、休みの日も研修や勉強会に参加したり、夜勤デビューにより生活リズムが乱れたり…。
休息を十分にとれない状況が続くと、身体的にも精神的にも大きなダメージを受けてしまいます。
夜間の中途覚醒や食欲低下、無気力感などの症状が現れたら、それは身体がSOSを出している証拠。
https://ozakilog.com/shigoto-ni-ikenakunatta
自分が疲れていることを認め、休暇を取って身体を休ませましょう。
上司と相談して夜勤を免除してもらうのもいいかもしれません。
大事なのは十分な睡眠、食事、適度な運動。自律神経とホルモンバランスが整うと、精神も自然と整います。
何事も体が資本です。ストレスに気づき、セルフコントロールを心がけましょう。
対処法4:同期と愚痴を言い合う
新人看護師というのは立場の弱さから、先輩看護師や医師から不当な扱いを受けることもしばしば…。
そんなときは、同期と愚痴を言いあい日ごろの鬱憤を晴らしましょう。
案外みんな同じような悩みを抱えているものです。
世渡り上手な同期から、気難しいお局様やドクターの攻略法など、有益なアドバイスがもらえることも…!
つらい思いをしたときは、一人で抱え込まずに是非同期と気持ちを共有してみてください。
苦楽を共にした仲間は生涯の宝物になること間違いなしです!
対処法5:学生時代を思い出して初心に戻る
複雑なルーティーンワークに加え、急変や緊急処置など予期せぬハプニングが毎日のように起こる医療現場。
国家試験に合格し憧れの看護師となったのも束の間、煩雑な業務に忙殺され、「看護ってなんだっけ?」と
看護の本質を見失ってしまう人、多いのではないでしょうか。
そんなときは学生時代を思い出し、初心に持ってみましょう。
近代看護教育の母であるナイチンゲールは、
看護とはすべての患者に対して生命力の消耗を最小限度にするよう働きかけることを意味する
と述べています。
(引用:ナイチンゲール伝 図説 看護覚え書とともに 茨木保著)
看護というのは薬剤を投与したり検温をしたり、単に業務をこなせばいいというものではありません。
治療に臨む患者さん、療養を送る患者さんの生きる力を引き出すための、「環境」を整えることが看護の本質…ですよね。
患者さんのベッドサイドに物が散乱していませんか?患者さんの寝衣は汚れていませんか?患者さんは気持ちよく毎日を過ごせているでしょうか?
忙しさのあまり「看護とは何か」分からなくなってしまったときは、学生時代を思い出し、看護の原点に立ち戻ってみてださい。
対処法6:お金のことだけを考える
仕事が辛すぎて看護のやりがいなんて見出せないというそこのあなた!
一旦、お金のことだけ考えてみませんか?
看護師の一番の魅力は何と言っても給与の良さ。
20代の平均年収は全体で約345万円、女性で約319万円と言われていますが、
20代看護師の平均年収は約423万円と言われています。
(参考:求人情報・転職サイトdoda、ナースキャリアチェンジ)
看護師は高い専門性や不規則な勤務を求められ、とてもハードな職業ではありますが、その分人よりも経済的な豊かさを得ることができるのです。
いま仕事が辛くて辞めたいと思っている新人さん、12月のボーナスまで頑張ってみませんか?
対処法7:1年だけの辛抱!我慢する
どんな対処法を試してみても気持ちの辛さが解消されない人は、1年だけの辛抱と割り切ってみてはいかがでしょうか?
というのも、どの業界でも退職後の空白期間というのは次の転職に響いてしまうからです。
看護師も例外ではありません。
前職場を半年で退職した人と、1年間で退職した人とでは、やはり後者の方が再就職に有利です。
また転職に成功したとしても、新たな職場では看護師2年目として扱われる場合もあるので、やはり最初の1年間は修行と思ってできるだけ経験を積むことをオススメします。
新人看護師が辛いと感じた時こそ、仕事中には質問しまくろう
分からないと思ったことを、なんでも質問できるのは新人の特権!
分かったふりをして行動することが患者さんにとっても看護師にとっても一番危険です。
とはいっても、忙しい職場で先輩看護師が殺気立っている場合には、なかなか声がかけづらいものだと思います。
先輩に質問をするときには、自分が何を確認したいのか、結論を簡潔に伝えられるよう心掛けましょう。
しっかり質問してくれる後輩看護師の方が、安心できる・信頼できるという先輩も多いです。
先輩には新人さんの成長をサポートする義務があり、新人さんは教わる権利があります。
恐れずにどんどん質問していきましょう。
新人看護師時代に辛いと感じたエピソード
ここでは、ある看護師さんのつらいと感じた体験談をご紹介ます。
看護師Aさんのひとこと
私が自身の新人時代を思い返したとき、一番つらかったのはやはり患者さんの死に初めて立ち会った時です。
その方はがんのターミナル期の患者さんで、私の勤務中に急変し、亡くなられてしまいました。
私がもっとこうしていれば、あの患者さんはもっと生きられたのではないかと悔やむがあまり、一時期自分のなすこと全てに自信がもてなくなったときがありました。
しかしその急変現場に立ち会った上司が丁寧に振り返りをしてくださったことで、私はなんとか辛さを克服することが出来ました。
看護師というのは常に命と向き合わなければなりません。
このストレスは、新人さんだけでなく全ての看護師が抱えているものだと思います。
どうか一人で抱え込まずに、誰かに話してみてください。必ず道が開けるはずです。
あまりにも辛い新人看護師は、逃げ道を作っておくと楽になる
あまりにもいまの職場につらさを感じている新人さんは、その環境に固執する必要はありません。
看護師にはいろんな働き方があります。
急性期病院、療養型病院、訪問看護、高齢者施設などなど…はたまた看護師資格を活かして治験コーディネーターや企業で産業看護師になる人も。
一人前の看護師になるため、まずは3年の経験が必要だとよく言われますが、
正直なところ教育体制が整っていない環境で3年過ごすのはもったいないです。
転職先で新たなキャリアを築く人もたくさんいるので、まずは転職キャリアアドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか?
客観的な意見を聞きながら、広い視野をもつことで、自分がどんな看護師になりたいのかもう一度考えてみましょう。
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