最近目にすることが多くなった男性看護師。
女性ばかりの職場で働けて、患者さんにも慕われて、羨ましい!と思う方もいるかもしません。
ですが、男性看護師にはとっても大変なことや、辛いこともあるのだとか!
もくじ
男性看護師が辛いと感じつ7つのこと
まずは男性看護師が、働いていて辛い…と感じることについて、7つ教えてもらいました!
1:高いところの物取りや、力の必要な仕事を任されがち
タイムスケジュールが立て込んでいて自分の時間が無くても、とりあえず大柄な患者さんの移送には男性看護師が呼ばれます!
むしろ朝の申し送りの時点で、この時間は移送があるから空けといてね!と言われることもしばしば。
普段は自分にしかできない仕事で頼られている気もするので嬉しいのですが、大忙しの日だと大変…。時間だけでなく体力も削られていきます…。
また、男性看護師は意外と、腰ベルト(とこちゃんベルトと呼んでます)を着用している方が多い印象を受けます。
2.女性患者さんにケアを拒まれるケースも
特に体を拭いたりオムツの交換などは、私の方から「男に清潔のケアをされても嫌ではないですか?」と声をかけることもありますよ。患者さんの反応を見て変わってもらう場合も。
自分が入院して、若い女性看護師に体を拭かれると考えると恥ずかしいと思います。なので分かってはいるのですが、受け持ち看護師としては少し寂しいものはありますね。
3.学生時代は母性看護の実習で気を遣う
男性看護師にとって、看護学生時代の母性実習は大変のようです。
海外では男性助産師はいるようですが、日本の男性看護師は助産師の資格は取れません。
産婦人科に配属されることもないので、母性看護学実習は産婦人科を体験する唯一?の機会となります。
自分が旦那さんの立場だったら嫌だろうなぁと思いつつ、本当に実習でお世話になった方には感謝です…。
4.男性看護師同士の集まりがある職場が多い
男性看護師同士の集まりは、どの病院でもあるのではないでしょうか?
大きい病院なら病棟の垣根を越え、全病棟の男子で集まって飲みに行ったりなんかもするのではないでしょうか。
日々女性看護師や医者のサンドバックになって耐えて、肩身の狭い思いをしているので、男性看護師同士でしか分かり合えない気持ちがあるんです…。
5.違う職場の女性との恋愛は結構大変
基本的にシフト制であり、夜勤も人がいないと7回入る月もあります。
夜勤明けは遊びに行く元気も無く、寝てたら1日が終わっていることもあります。
すれ違ってしまったり、夜勤明けで遊べると思ったら寝てたり、女性視点としてはイラつくこともあるかもしれません…。
ですが、時には一睡も出来ない夜勤の日もあります。そんな時に男性看護師は、辛いと感じているかもしれません。
優しく話を聞いてただ側にいて休ませてもらうだけで、本当に嬉しい時もあるのです…。

6.同じ職場に男性が居ないとハードモード
外科は比較的男性が多いのですが、内科勤務だと病棟に1人しか男性看護師がいない!
なんとなく全員分け隔てなく仲良くはあるけど、心の内をさらけ出せる人がいないような感覚です…。
学生時代から女性に囲まれている環境ではあるのですが、やはり男性同士でしか分かり合えないこともあるんですよね。
特に男性看護師が職場に一人でも居ると、空気が明るくなる・雰囲気が良くなると言われます。
7.女性同士の人間関係に気を遣う
どの職場でも同じだと思いますが、女性同士にはグループがあるものですよね。
基本的に男性看護師は、誰とでも仲が良い感覚はあります。
特に勤務がそのメンバーで揃ってしまうと本当にしんどい…。
一人でできない移送の処置などは、女性看護師二人だけで行わないよう、自分とどちらかがするように自分の業務調整をすることもあります。
職場の雰囲気がピリつかないように必死です!
男性看護師ならわかる!あるある場面3選
次は男性看護師ならわかるであろう、「男性看護師あるある」についてご紹介していきます。
1.頻繁に「看護師になった理由は!?」と聞かれる
特にベテランの看護師からは、同じ年代に男性看護師が少ないこともあるのか、よく聞かれます。
患者さんからもよく聞かれますね。話題にもなりますし、聞かれて嫌なことも無いんですけどね。(笑)
2.入職・入学当初は男性看護師同士で固まりがち
男性看護師は、学年や年齢問わず、全員仲良くやっているような印象がありますよね。
男女関わらず仲が良くても、やっぱり同性同士が落ち着くし、思ったことも言いやすいんですよね。
また、学生時代の出し物や、看護師になってからの忘年会など、イベントで男子が盛り上げなくてはならない空気にもなります。なので自然と結束していくのもあると思いますが…(笑)
3.男性看護師同士の人間関係に干渉されがち
男性看護師同士で休み希望を合わせていると、次の出勤日の昼休憩の時は…
間違いなく、休みはどこにいったの?と話題になります(笑)
新人が男性看護師だった時なんて、昼休憩は最初から最後までその新人の話題で終わることもしょっちゅうです。
まとめ:男性看護師がつらいと感じる場面は結構多い
頼られたり、話題の中心になったり、よく目立ったり、楽しそうに見えることも多い男性看護師。
この記事を読んで、男性看護師のつらさや接し方について、少しでもわかっていただけたら嬉しいです!