看護師の皆さん、毎日お疲れ様です!
責任やプレッシャーも大きく、失敗を許されない場面も日常茶飯事😔
明日の仕事を考えると憂鬱でたまらない
医療現場から離れてのんびりしたい
「全てに疲れてしまった…」
多くの看護師が、1度はこのような思いに駆られた事があるはず。
私自身も新卒後、大学病院で病棟勤務をしていましたが、2~3年目の頃には既に疲弊しきっていました。
この先ずっと、こんな思いをしながら働くの!?と不安になってはいませんか?
「あー疲れた、でも頑張らなきゃ…」
この記事を読んでいるということは、きっとそう思っているはず。
私自身も様々な働き方を模索しながら、看護師として10年以上働いてきました。
そんな私の結論は、疲れたら(色んな意味で)休みましょう。です!
もくじ
疲れた看護師はが楽に働ける所といえば
ちょっと聞こえが悪いかもしれませんが…
結論から言ってしまえば、疲れた看護師は、楽に生きましょう、です。
多分この記事を読んでいる看護師のあなたは、めちゃめちゃ忙しい職場で働いていますよね?
そんな疲れた時は、まず「楽できる職場」があることを知りましょう🥰
楽に働きたい看護師に人気の場所。
- 採血室
- 検診センター
- ツアーナース
- イベントナース
- グループホーム
- 保育園看護師
- 精神科看護師
これらの看護業務は比較的楽で有名ですね✨
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しかし、派遣や単発・パート系のお仕事はかなり魅力的。結構すぐに埋まってしまいます。
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あなたの疲れ、どこから?看護師が「疲れた」と感じる5つの理由
そもそも私たち看護師は、何故こんなに「疲れた」と感じるのでしょうか。
本当に疲れ果ててしまうと、自分を客観視出来ずに、ただただ全てが嫌になってしまいます。
まずは、1度立ち止まって「疲れた」と感じる理由を掘り下げてみましょう。
1.なかなか帰れない…仕事量の多さに疲れた
「よし!今日こそは定時に帰るぞ!」と意気込んだ事はありますか?
私も思った事は幾度となくありますが、叶ったことは皆無に等しいのが現実でした。
看護師の仕事といえば、看護ケアや処置などの患者さんと直接関わる業務をイメージしがちですよね。
しかし、患者さんと接する以外にも毎日のカルテの記録も、多くの時間を取られる業務の1つ。
その他にも看護研究や勉強会、スタッフ育成やマニュアルの改正など…勤務時間内に全ての事を組み込むには、あまりにも仕事量が多すぎます。
また、看護師の慢性的な人手不足は深刻で、オーバーワークが当たり前。
「帰れない」「疲れる」の原因の一つが人手不足という事を見落としがちです。
どこの施設で看護師をしていても、異動や離職者の穴埋め・人員不足のために補填された看護師への指導に人手を取られる事は、毎年のように経験します。
職場環境があまりにも酷いところだと、数ヶ月おきにそのような状況に陥り…
人手は足りているのに常にマンパワー不足ということも…
このように仕事量が常に多く、定刻に帰れない。これが看護師の疲れを蓄積させていくのです。
2.不規則な勤務、体力面で疲れた
重症度や介護度が高い患者さんや、運動器疾患の患者さんの看護は、体力勝負。
体位変換や移乗介助に体力を使うという意味でも、疲れを感じる看護師もいるでしょう。
また、勤務形態に疲れを感じる看護師も多いです。24時間体制で患者さんを看る看護師。
交代制、パート勤務や日勤常勤、夜勤専従など色々な勤務形態がありますが、交代制のシフトで働いている看護師が大半だと思います。
夜勤を伴う勤務の場合、日勤と夜勤の生活サイクル、休日の生活サイクルといった数パターンを過ごさなくてはなりません。
特に二交代制となると、夜勤が14~16時間と長時間に及びます。これでは体力的にも精神的にも疲れますね。
私自身も、夜勤中の急変や夜間入院などで「今日の夜勤は休憩が取れなかった」という経験もありました。
夜勤のお供に栄養ドリンクを持参して乗りきっていた事もあります。

3.常に最新!知識の上書きに疲れた
医療は日進月歩。そのため看護師である以上、日々勉強をしなければなりません。
病態生理や治療法、治療薬、医療機器の使用方法など勉強するものが多くあります。
患者さんの命を扱っている以上、勤務年数に関わらず知識不足を言い訳に出来ません。
そのため常に、知識のアップデートが必要になります。
異動や転職をするならば尚更です。
終わりの無い知識のアップデートに疲れてしまう看護師も多いようです。
4.マウンティング多発!職場の人間関係に疲れた
どの職種でも人間関係は常に付きまとうものです。
最近は男性看護師も増えてはいます。
しかし女性の割合の多い看護師の世界には、独特の女社会が存在します。
しかも、幅広い年齢層の看護師が活躍しているため、世代差による価値観の違いも生じるようです。
そのほかにも、他者より自分の優位性を示したいという女性特有のマウンティングも人間関係の悩みの1つと言えます。
女性の多い看護師の世界ではマウンティングが多発しやすく、悩まされている人も多いのではないでしょうか。
例えば
・勤続年数
・勤務先(病院、クリニック、施設など)
・配属先(救命、ICU、病棟、外来、美容外科など)
・学歴(大学卒、専門学校卒など)
などがマウントの材料にあげられます。
「〇年目なのに、こんな事も分からないの?」など、
先輩看護師からのマウンティングに留まらず、同世代の看護師間でもマウンティングが発生しているようです。
更に最近はSNSを通じた看護師間での交流の中でも、マウンティングに巻き込まれてしまうケースも。
5.家事や育児の両立に疲れた
家庭を持つ看護師であれば、育児・家事と仕事の両立に疲れてしまうことも😔
子育てに、料理に、掃除に洗濯に…毎日が一瞬で終わってしまいますよね。
一息つく暇も無く24時間フル稼働。疲れない看護師は居ないはずです。
「もう家事全部誰かやってー!!」なんて叫びたくなることもあります。
疲れた看護師は心と身体を整えよう!簡単にできる4つの方法
これまで「疲れ」を感じる4つの理由をお伝えしてきました。
「とにかく現状から抜け出してゆっくりしたい」「のんびり働きたい」と考えてしまうほど追い込まれていませんか?
逃げる事は恥ずかしい事ではありません。
疲れの原因から逃げる事も時には必要だ、と経験から思います。
しかし、その前にちょっとだけ立ち止まってみてください。
心身ともに疲れきった状態で行動するのは、判断を間違ってしまう可能性も…。
まずは、自分の心と身体を見つめ直して、癒してあげましょう。
心と身体を整えるのは、なぜ?
心身ともに疲れきっている時は、正常な判断が出来ず、後で後悔する事態に陥りがちです。
心身ともにリフレッシュすると、気持ちに余裕ができ、思考にも柔軟性が生まれます。
心と身体を整える事は、意外と簡単。紹介する4つの方法は、看護師にとってはあまりにも当たり前すぎる内容かもしれません。
しかし、ちょっとだけ意識して毎日の生活に取り入れるだけで、少し楽になるかもしれません😊
1.睡眠をしっかりとる
睡眠は、情報で溢れ返った脳の情報を整理してくれる働きがあり、心もスッキリします。
睡眠が、ストレス解消に効果的な理由はそこにあります。
私は産後に仕事復帰した頃は、子供の夜泣きもあり、夜間に纏まった睡眠時間がとれていませんでした。
なので、昼休みの5~10分間だけでも、横になったり仮眠をとっていました。それだけでも頭がスッキリし、午後からの仕事を乗りきれていました。
また、睡眠の質を上げるためにゆったり入浴したり、足のマッサージをしたり、アロマの香りを楽しむのもオススメ。
癒される感覚も味わえるので「自分へのご褒美」感があって、心も喜びます。
2.体内時計をリセット
多くの看護師は、夜勤業務を伴う事が多いので体内時計が狂いがち。
不規則な生活で体内時計は簡単に乱れてしまいます。
体内時計が上手く機能しなくなると、自律神経の働きが乱れ不眠に陥るだけではなく、ホルモンバランスにも影響を及ぼすといわれています。
しかしちょっとした工夫で、狂ってしまった体内時計をリセットする事につながります!
体内時計をリセットするためには、
・毎朝目覚めたら朝日を浴びる
・夜はなるべく強い光を浴びないようにする
生活に上手く光を取り入れる
体内時計のリズムを整えてみましょう。
わたしは生活リズムの乱れで、私は肌が疲れきってしまい大荒れに😔
同じ悩みを持つ方には【看護師の救世主】夜勤はミネラルファンデーションで肌荒れ知らず この記事がとてもおすすめ✨
3.適度な運動
運動をするとポジティブになります。
運動をして程よく汗をかいたり、ストレッチで身体がほぐれるとスッキリした経験はありませんか?
運動は、非常に効率よく心の回復が望めます。適度な運動をすると、様々なホルモン分泌が促進されます。
中でも”幸福ホルモン”と言われるセロトニンの分泌が運動によって促されると、心が安定すると言われてます。
モチベーションを保ったり、ストレスに打ちのめされないメンタルを養ってくれるはず。
また、セロトニンは、睡眠の質を高めるホルモンを作る材料になるのだとか。
不眠や眠りが浅い人は、まずは運動を生活に取り入れてみましょう。
4.バランスの良い食事
疲労回復には、バランスのとれた食事も不可欠です。
心身ともに「疲れた」と感じる時、特に摂取しておきたい栄養素が幾つかあります。
炭水化物、ビタミンB1、ビタミンC、クエン酸、マグネシウム、タウリンなどです。
炭水化物(糖質)
ご飯やパン、麺類に含まれる炭水化物は、脳のエネルギー源として欠かせない栄養素です。また、筋肉の疲労回復を促進する働きもあります。
ビタミンB1
豚肉や玄米、卵、胡麻などに含まれます。ビタミンB1が欠乏してくるとだるさや疲労感を感じ易くなります。炭水化物をエネルギーに変換したり、神経の働きに必要な栄養素です。
ビタミンC
キウイフルーツや赤ピーマン、ブロッコリーなどに含まれる栄養素です。コラーゲンの生成や抗酸化作用などの働きがありますが、それ以外にも、ストレスに打ち勝つために必要な栄養素でもあります。人はストレスを受けるとストレス対抗ホルモンを出して乗り切ろうとします。その際に、ビタミンCが必要になるのです。
クエン酸
梅干しなどに含まれる栄養素です。
筋肉が疲労すると蓄積する乳酸を分解する働きがあり、疲労回復を促進します。
マグネシウム
大豆、魚介類、ナッツに含まれており、様々な代謝を助ける働きがあります。心身のストレスによって尿中に排出されてしまう量が増加してしまうため、ストレスがある時には意識して摂取しておきたい栄養素です。
タウリン
牡蠣やタコに多く含まれる栄養素です。細胞を正常に修復しようとしたり、疲労回復の働きがあります。
5.家事を放棄する
放棄するというと、言葉が悪いですね💦
家事の手を抜くということですね。「そんなこと分かってる!」という方も多いかもしれませんが…。
自分でやらなくていいことを作るのです。
例えば洗濯機は全自動乾燥機付きにしたり、食洗機を使ったり。
私はなにより「食材の買い出しとメニュー考案」がストレスでした。
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疲れた看護師が、働き方を変えるために知る事
ここまで、「疲れた」と感じる理由と心身を整える方法をご紹介してきました。
ですが、限界ならば働き方を変えるのも賢い手段だと思います。
無理をして体調を崩し、心を病んでは元も子もありません。
心を病んでしまうと、看護の仕事に向き合うことすら出来なくなる可能性もあります。実際に私は心を病んでしまい、回復するまでに年単位を要しました。
20代の頃は、多少疲れても無理がきくので頑張りすぎる事もありましたが、30代になりそのやり方を押し通そうとしても、身体が悲鳴をあげるようになってしまう!と言う声も。
ストレスに目をつぶって心のサインに気付かないと、身体に大きな不調が現れてしまいます。
患者さんの健康管理も大切ですが、自身の健康あってこそ出来る事。
看護師には、活躍場所が本当にたくさんあります。
事前にチェックしておくべき3つのポイントをご紹介します。
1.病院の方針・トップの考え方
方針やトップの考え方は、職場を変えるにあたり重要なポイントです。
病院の大小に関わらず、方針やトップの考え方は、それが運営の軸になります。
クリニックや訪問看護など小さな組織になると、その軸は、看護師にダイレクトな影響を与えます。
そのため、共感できる方針なのか、自分の働きたいスタイルに合っているか照らし合わせてみましょう。
2.勤務体系・給与
女性は、自身のライフスタイルの変化に応じて、働き方を見つめ直す、分岐点が訪れます。
看護師として仕事を続けていくには、どのような働き方が自分に向いているのか?私自身も悩んだ1人です。
重要なのが、自分が何を重視したいのかということ。
深めたい専門分野、子育てとの両立、体力面を考えた働きやすさなど、人によって重視する内容は様々だと思います。
そのうえで、夜勤の有無や4週何休制なのか、休暇内容に納得のいく職場を選びましょう。
そして、やはり気になるのはお給料ですよね。
仕事量に見合った給与なのか?を見極める際に、ついつい月収をチェックすると思います。しかし月収だけでなく、手当や昇給、賞与、年収も確認しましょう。
中でも賞与は年収に大きく影響します。
賞与は医療機関の経営状況によって大きく左右されます。
入職後に「賞与が思っていたよりも少なかった」という後悔をしないためにも、過去の平均的な支給実績と「前年度実績」まで確認できると望ましいです。
3.実際の雰囲気を、直接確かめる
雰囲気の良い職場で働きたいと思っても、求人情報やホームページだけでは、実際の雰囲気まではわかりません。
職場見学をする事をオススメします。
直接自分の目で確認し、自分の肌で雰囲気を感じとりましょう。
職場見学をする際は、必ず事前に希望する職場の看護部に問い合わせをしてください。
面接日以外にも見学を受け入れてくれる場合もあります。その際の電話対応も判断材料の1つになります。注意ですね!
職場を見極めるポイント
患者さんに対しての言葉使いや態度、看護師間の様子や雰囲気は必ず見ておきたいものです。
また、人だけでなく、施設の衛生面にも注目してみましょう。掃除や整理整頓がする暇もないくらい忙しい職場なのかという面も見えてきます。
中でも是非ともチェックしてもらいたいポイントがあります。
それは、「スタッフの制服」です。
意外に思われるかもしれませんが、不衛生な制服を着用していたり、年期が入った制服を着用している職場は、人手不足や過酷な労働を強いられている可能性も…
ここまで見学する側の話をしましたが、看護師自身も見られている事を忘れないようにしましょう。
見学に行く際の服装は清潔感のある服装で、仕事の邪魔にならないよう失礼のない態度で見学を😊
また、見学後には、病院見学のお礼のメールかお礼状を送りましょう。メールであれば当日中、お礼状であれば翌日、なるべく早く送るのがマナーです。
とはいえ、こういったあれこれを1人で行うのはかなり体力を使います。
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確実に疲れを軽減するための方法
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まとめ
看護師の疲れを感じる理由について紹介してきましたが、あなたの現状と一致するものがありましたか?
今の辛い感情をそのままにすることなく、10年後のあなたがどのような看護師になっていたいかに目を向けて変化していきましょう。
どの道に進むにしても、広い視野を持って見極めていくことは、あなたの成長につながります。
今回ご紹介した内容が、参考になれば幸いです😊